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最初の印象とは異なりコストダウンだけのモデルではないナショナル　RF-844

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『最初の印象とは異なりコストダウンだけのモデルではないナショナル　RF-844』はセカイモンで105be4から出品され、175の入札を集めて01月22日 9時 57分に、5100円で落札されました。即決価格は5100円でした。決済方法はに対応。広島県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

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75年に¥14800で発売された3バンドモデルです。75年と言えばソニーが73年に発売したスカイセンサー5800が本格的なBCLラジオとして大ヒットして居ました。一方当初BCLには然程力を入れずデザインの新しさと大出力を売りにしていたクーガシリーズを矢継ぎ早に出して居たナショナルは、クーガ115迄は本格的なBCLモデルは出せず、従来の3バンドラジオの延長上で勝負しようとして居た様に見えます。丁度第一次石油ショックでの狂乱物価でコストを抑えた中で新製品を出す必要もあり、各社色々苦労して居た様です。このモデルもAMの1局をプリセットできると言う新機軸を打ち出しては居ますが、ワールドボーイのアンテナ、スイッチ、クーガ7に使われたと同等の10cmスピーカー等、出来るだけ既存の部品遠使った様子が見て取れます。中身は兎も角、成果物としての音と感度ですが、まず感度としてはワールドボーイGX辺りと同等でしょうか。意外に良かったのは音で、小生がナショナルラジオの中でも評価するクーガ7に近く、低音が可成り力強く、輪郭のはっきりした音です。美音と言うのとは違い、ハイファイを意識した音と感じました。実は前回このモデルを出品した際はプリセット機能以外には目覚ましいポイントが見当たらず、コストダウンの弊害が出たかと書いた覚えがあるので、今回音も感度も良いのには良い意味で意外に感じた次第。この個体は入手時点ではメインスイッチがグラグラで電源が入らず、AMのプリセットにもムラが有って原因の特定に時間が掛かりました。調べてゆくとAMのフェライトアンテナが折れて居てボンドで付けてあったものの一体化して居なかったため、短いアンテナを付けたと同様な状態でした。アンテナは両端から締めてエポキシ系で接着し直して居ます。他に電池蓋自作、電極は朽ちていたので他のモデルの物を流用して居ます。外観は写真の通りで、剥がれ易い前面のシルバー塗装は再度メタリックを吹き付けて居ます。動作には問題無くお届け翌日迄の買い手責任ではない不具合には対応する点、他の出品物と同じです。電池はおつけします。

カテゴリー:	テレビ・オーディオ・カメラ>>>ラジオ・コンポ>>>ラジオ・ラジカセ
商品の状態:	傷や汚れあり
ブランド:	パナソニック
配送料の負担:	送料込み(出品者負担)
配送の方法:	佐川急便/日本郵便
発送元の地域:	千葉県
発送までの日数:	1~2日で発送